教育ローン

多重債務者の実態

2008年の金融庁の資料では、無担保の銀行カードローンやクレジットのキャッシングや消費者金融会社などの借入れのある人は全国で約1,126万人に上るとのことです。

 

つまり、国民の10人に1人はカードローンなどの借入があるということになります。

 

只、この中からカードローンが作れない子供や高齢者を除くと、国民の7人〜8人に1人はカードローンなどの借入があるという計算になります。

 

そして、その中で過去の延滞記録が残っている人は199万人もいるとのことですから驚きです。

 

その後、2008年にリーマン・ショックが勃発し更なる不況の状態になっています。

 

また、2010年に貸金業法が改正され総量規制が導入されていますから、1,126万人のカードローンの借入が有る人達は更に苦しい状態に追い込まれていることが容易に想像されます。

 

従って、この1,126万人のカードローンの借入が有る人達の何割かが多重債務者か、多重債務者予備軍に成っている可能性が有ると言えます。

 

カードローンを最初に作った当初は、誰もが直ぐに借金を返すつもりでいます。

 

最初から「踏み倒してやろう」とか、「多重債務に成ってやろう」などと考えている人は居ない訳です。

 

しかし、もともと、お金が無いからカードローンに頼った訳ですから、楽に返済を続けられる人は少数です。

 

計画的な資金計画で直ぐに全額返済する人は極少数で、殆どの人は返済に苦労することになります。

 

それは、公務員や大企業の正社員でも給料が増えない世の中で、年率15%〜18%の金利で借入をする訳ですから計算してみれば明らかなことです。

 

例えば、ビジネスマンが妻に内緒で複数の金融機関や消費者金融会社から無担保カードローンを合計300万円借りたとします。

 

その場合、少なくとも毎月5万円づつ返済しても元金は殆ど減りません。

 

つまり、毎月5万円の返済金の殆どはカードローンの利息で消えてしまいます。

 

つまり、カードローンの残高が300万円に達してしまうと、もはや1人の普通のサラリーマンが1人で返済することは困難なのです。